【乳がん治療から6年。“できるかどうかは、やってみてから決めてもいい”という話】
乳がんの治療が終わって、気づけばもう6年経ちました。
5年間ずっと再発なく過ごせたおかげで、
これからは半年に一回の検査でいいらしくて、ちょっとホッとしています。
もちろんここに来るまでには、体も心もいろんな揺れがあって。
でも今こうして、元気にレッスンできていることが本当にありがたいなって思っています。
私とプレピラティスの出会い
私がスタジオで主にやっている「プレピラティス」は、
ピラティス創始者ジョセフの弟子・イヴ・ジェントリーが作ったものなのですが、
実はイヴ自身も乳がんを経験してるんです。
「もう一度ダンサーとして復帰したい」っていう強い想いで、
自分の体と向き合いながらジョセフの元に通い、ピラティスを続けて、
そこから見事に復帰したんですよね。
当時の乳がん治療って、筋肉組織まで切り取るような大きな手術で、
本当に大変な状況だったと思うんです。本当に。
私がその話を知ったのは数年前なのですが、
「あれ、プレって術後の回復にめちゃくちゃ効果あるよね…？」
って驚きつつも、
なんだか勝手にイヴに親近感が湧いてしまったんです。
同じような想いで、彼女もピラティスに向かったのかなって。
手術をする前とその後では、
よりプレピラティスへ効果や理解が深まったなと感じる出来事でした。
「ピラティスって難しいんでしょ？」と言われるけど…
ほんとによく言われます。し、聞かれます。
確かに簡単ではないし、正しく動くにはコツも必要だし
積み重ねていくことも必要。
でもね、
私は“あの状態”でもできました。
体力が戻らない日もあったし、痛くて上手く動けない日もありました。
それでも「その日の自分にできる形」がちゃんとあって、
無理なく続けられたんです。
だから言えるんです。
どんな人でもできるし、私はその人のベストな形を一緒に探します！
できるかできないかは….
やってみてから決めてもいいと思うんです！
「無理かも…」って最初から思わなくて大丈夫。
私が一番それを知ってるから。
運動に自信がない人、体力が不安な人、
ブランクが長くて心配な人、どんな方でも大丈夫。
ピラティスは“できない人”を置いていかないし、
やる人に合わせて寄り添ってくれるメソッドです。
もし一歩踏み出すのを迷ってるなら、
どうか やってみてから決めてみてほしい。
その一歩が、未来の自分のためになるかもしれないから^ ^
